市営団地との違い
| UR賃貸住宅 | 市営団地 | |
| 目的 | 広い住民層に対して快適な居住環境を提供することが目的。 民間賃貸に代わる中間的な存在。 | 主に低所得者層の生活を支援するための住宅提供が目的。 社会的なセーフティーネットとしての役割を担っている。 |
| 入居対象者 | 所得制限はなく、誰でも申込み可能。 一定の収入基準があるが、特別な条件を満たす必要はない。 | 低所得者層を対象にしているため、収入が一定額以下であることが条件となる。 |
| 家賃 | 市場に基づいた家賃設定。 | 市場に比べて安価。 |
| 物件 | 比較的設備が整っており、新しい建物やリノベーション物件も多い。 最近はタワーマンションもラインナップされている。 | 古い建物が多く、設備が簡素であることが多い。 建物や設備の更新頻度が少ないため、経年劣化が目立つ物件もある。 |
UR賃貸住宅の特徴
- 礼金、仲介手数料、更新料が不要
一般的な賃貸物件でかかる費用が不要なため、特に初期費用が軽減できる。
例えば・・・
月10万円の物件の場合、礼金:家賃1か月分、仲介手数料:家賃1か月分とすると、計20万円節約できる。
また、2年更新/更新料が家賃1か月分の場合、10万円÷24か月=約4千円/月の節約となる。 - 退去費用が安心
国土交通省のガイドラインに則り、民間物件では居住者負担になっていることが多い「鍵の交換費用」や「クリーニング費用」が不要であるため、きれいに部屋を使っていれば、ほぼほぼ敷金が返ってくる。 - 保証人が不要
いわゆる連帯保証人を立てる必要がない。
ちなみに・・・
最近の民間物件は連帯保証人に代え、保証会社との契約が必須になっていることが多く、保証料の相場は家賃の50%のため、月10万円の物件の場合、5万円節約できる。
※更新時にも別途、数万円の手数料がかかる場合が多い。 - 多様な物件ラインナップ
都市部から郊外まで幅広く物件があり、単身者向けからファミリー向けまで多様なタイプの住宅が揃っている。
但し・・・
駅近の物件もあるが、バス便の物件も多くある。 - 入居条件
入居には一定の収入基準が設けられている。
新築物件は抽選での入居募集が行われる。 - 良好な管理体制
民間物件は賃貸経営の観点からオーナーが管理費用支出にシビアな傾向にあり、共用部分の管理(清掃、設備点検、管理人)を最低限にする傾向にあるが、UR賃貸住宅は独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理するため、管理体制がしっかりしている。
良い物件に住むコツ
- 公式サイトは参考程度に見る
駅近、築浅等の条件の良い物件は、入居中の段階で既に順番待ちの申込みがされているため、空きが出ると、まずは順番待ちの人へ直接連絡され、公式サイトに掲載される前に決まってしまう。
→公式サイトには不人気物件(バス便、築古団地)しか掲載されない。 - まずはUR営業センターへ行ってみる
物件情報に加え、順番待ちの状況も聞けるので情報収集する。
※民間の不動産仲介屋と違い、ぐいぐい営業されることはないので気軽に行ってOK。 - 気に入った物件があれば内覧/順番待ちの申込み
順番待ちの場合、空きが出るまでに1年スパンで時間がかかることもあるため、気長に待つ。
→引越しを急ぐ場合は、つなぎで空き物件を契約し、本命の物件が出るのを待つのもアリ。

